(本レシピのポイント(作成者:ちろちろ))
✔ 2020年10月24日に彼女と結婚した
✔ 結婚を決めた理由は、「可視化」
去る10月24日、彼女と結婚した。準備や打ち合わせを通じて色々思うところがあったので、何回かに分けて綴っていこうと思う。
「なんで法的に結婚できないのに結婚式を挙げたのか」と思った人もいるだろう。理由はシンプルだ。「可視化のため」である。もう少し詳しく言うと、
①私は彼女に、「LGBT+コミュニティの可視化を通じて現状を変える」ことを約束した。
②結婚式を挙げることで、法的に結婚できない不合理がより可視化される。
③さらに言うと、同性愛というのは、とかくはかないものと思われており、「気の迷い」とか「一時の遊び」とか言われるので、それに対してそんなことないぞ!というメッセージにもなる。
・・・それに、なんといっても、「可視化」という意味で、結婚ほど効果的な行為はない。
第一に、結婚にまつわるイメージは徹底的に「異性愛前提」だ。結婚指輪は大小1セットだし、式場の写真はどれも男女がにっこり微笑む姿つき。同性愛カップルが結婚式を挙げてみせるだけで、その大前提にドドーンと異議をつきつけられる。
第二に、「結婚は絶対的にめでたい」というつよつよな社会的合意があるので、めっちゃポジティブに注目してもらえる。(本心はともかく)ほとんどの人が、「結婚しました!」と言えば、たとえそれが同性同士であろうとも、「おめでとう」と声をかけてくれる。
第三に、視覚的インパクトが大きい。ウェディングドレス、指輪、牧師、誓言、涙、笑顔、風船、花束・・・。一目見ただけで前向きなパワーをもらえる力が、結婚という行為にはある。
・・・という理由から、我々は結婚することにした。しかし、この時点では気づいていなかった。そう、結婚式というものがいかにハードなエクストリームスポーツかということを・・・。
(続く)
コメント / COMMENT
[…] ✔ 前回の記事で結婚を決めたので、準備を始めたのだが… […]
全部大好きな笑顔の写真だけど、このカバー写真すごく綺麗…♡
改めて、結婚おめでとう
[…] ✔第1回(経緯)、第2回(準備)、第3回(本番)と、ちろちろ視点での結婚式までの道のりをご紹介してきましたが、きゃんきゃんの目からはまた違った風景が見えていました^^ […]
[…] […]
[…] can read the five articles about our marriage from the link below!日本語ver: (1 / 2 / 3 / 4 / 5)English ver: (1 / 2 / 3 / 4 / […]