【初心者必見】国会観戦を楽しもう!

レシピ / RECIPE

(本レシピのポイント(作成者:ちろちろ))

✔ LGBT+の権利問題が、国会での議論という「最強の可視化」の切符を得た

✔ ので、国会の見方と楽しみ方について解説します!ポイントは「タイムテーブル」!

 LGBT理解増進法案が自民党で(条件付きではあるが)了承され、国会での議論に進むことになった。色々言いたいことはあるが、LGBT+の権利問題が、国会での議論という「最強の可視化」の切符を得たことは、素直に喜ぶべきことだと思う。(心ない発言で胸をえぐられるかもだが)ぜひ論戦のありようを見届けたい。 

というわけで、この記事では、【国会の見方】、特に、より「楽しく」国会を見る方法について、仕事柄、国会を毎日見ている私から解説する。 (何事も、楽しくないと続きませんからね!!)

①衆議院/参議院のホームページで国会中継を見る

 理解増進法案のメインの議論は、「内閣委員会」で行われる見込みで、通例、衆議院の内閣委員会は「水・金」、参議院の内閣委員会は「火・木」、朝9時~夕方5時ぐらいまで開会される。

 委員会がいつ開催され、どんな内容が審議されるかは、以前の記事でも触れたとおり、与野党の駆け引きで決まる。無事開会されることになると、衆議院・参議院のHPに「中継予定」が出る(原則、前日の午後3時以降には予定が出ることになっている)。

 あとは、開会時間に上記HPにアクセスすれば、国会中継を見ることができる。これが一番王道な国会観戦の方法だ。 

 ただ、国会観戦を「楽しむ」ためには、ひとつかけておくべき手間がある。その日質問を行う議員と、その持ち時間の一覧(タイムテーブル)を事前に入手しておくことだ。 

こんなかんじで、質問を行う議員の名前と、一人当たりの持ち時間が記載されている。

 というのも、国会の質疑は、①議員が質問する→②その質問のトピックの政府責任者(大臣等)が答弁する、の繰り返しで、(双方、普通は原稿を用意して臨むこともあり)基本、淡々と進む。

  なので、「次は〇〇について質問されるはずだ」「次は野党の議員が質問するから、批判的な意見が聞けそうだ」といった情報がないと、次に何が出てくるかわからない(しかも、基本の味付けはあまり変わらない)コース料理を食べ続けるようなもので、何が起こっているのか分かりにくいし、分かる前に飽きてしまう。タイムテーブルは、ツイッターで「内閣委員会」「理解増進法案」等のキーワードで検索したり、国会議員や政党のアカウントをのぞくことでゲットできるので、積極的に検索していこう。

こんな感じで、議員の先生や政党は国会関連のツイートを頻繁に行っている
「9時から」「山下議員が」「民法改正について」聞くことがわかるツイート

  ちなみに、上記HPでは過去の国会審議(2010年1月18日~)のアーカイブ視聴も可能なのだが、その場合はこのタイムテーブルがしっかり表示され、かつ、特定の質疑者の質疑だけを選んで視聴できるのでとても便利だ。   

②YouTubeで国会中継を見る

 もうひとつ、もっとお手軽な手段として、YouTubeで「衆(参)議院 内閣委員会」と検索すれば、同様に中継を見られる

画像は厚生労働委員会(厚生労働省関係の施策を審議する委員会)で検索してみたもの

 質疑時間や質問者は出ないが、中継中は見ている人のコメントが飛び交っているので、「今誰の質疑で」「誰が答弁しているか」がなんとなくわかるのがありがたいところ。シークバーを動かすなどの操作もスムーズだ。

 ただ、質疑の一部のみを恣意的に切り取ったものもアップロードされていたりするので要注意(そういう意味では、①のほうが一次情報なので安全である)。 

以上、国会の(楽しみながらの)見方を説明してきたが、肝心の理解増進法案が国会で議論されるかはアヤシイ。国会はもうすぐ閉会であり、与党としては異論が多い本法案を国会にかけるリスクはとりにくいというのが(残念だが)正直なところだろう。それでも、

タイムテーブルを片手に国会を見る経験を繰り返すことで、「推し」議員や支持する政策を見つける(そして、次の投票行動につなげる)ことは、何よりの政治参加であるし、

今回の理解増進法案を巡る議論をきっかけに、LGBT+の権利問題について国会で取り上げる議員が出てくるかもしれないし、

さらに言えば、LGBT+の権利問題に関心を持つ人の多くが国会を見ているとわかれば、より多くの議員がこの問題を取り上げる(しかも、国会という場は、議員にとって一世一代の晴れ舞台なので、取り上げるとなればみっちり勉強してくれる)ので、

より沢山の人が国会を見れば見るほど、沢山いい変化が起きていくのだ。というわけで、まずは5/31の週の国会から、Twitterで開会情報をチェックして、見てみませんか。 ひょっとしたら、モーリス・ウィリアムソン議員のような名演説(下記リンク参照)が生まれる瞬間を目撃できるかも(^^)

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