(本レシピのポイント(作成者:ちろちろ)
✔ トランスジェンダーの人が女性トイレ/女湯を使うことへの論争で、すこしSNSに疲れたので、逃げ道があるかなって少し思ったけど、そんなものはなかった
✔ 少し休んでもいいけれど、インターネットの恩恵を受けて生きる以上、その責任も負っていかないといけないのだ。
最近、トランスジェンダーの人が女性トイレ/女湯を使うことについて、Twitter上で論争があった。当方のスタンスは、「そんな極端な例を議論する暇があったら、トランスジェンダーの人が直面している差別や生きづらさについて、もっと大局的な議論をすべき(例:履歴書の性別欄の撤廃等)」ということに尽きるが、論争の中で、こんなやりとりをみた。
この話題についての知見がないから…もっと勉強してからスタンスを決めたい…
はあ!?こんな大事なことについて黙ってるってことは、トランスジェンダーの人への差別を肯定するのと同じだよ!?最低!!
何も言わないと叩かれるのか、と思っていると、今度はこんなやりとりを見つけた。
私は、この問題についてこう思っていて…あれがああだと考えて…
そもそも、この問題をこうやってうだうだ話したりするから、議論がエスカレートしていくんだ!ちょっとは黙れ!!
何か言っても叩かれるようだ。あちらを立てればこちらが立たず、一体どうするのが最善なのか?少しSNSに疲れたこともあって、「逃げ道」がないか考えたのだが…。
―「SNSを一切使わない」?いや、「何も言わない」ことに分類されるのでアウトだろう。
―「批判がないようなことだけつぶやく」?いや、どんなメッセージにも批判はありうる。
…たぶん、もう、どこにも逃げ場はないのだ。インターネットは私たちの世界を箱庭に―全てが何らかの「発信」であり、必ず誰かに影響を及ぼす場に―変えてしまった。向き合うしかない。発信することに、議論することに、そしてその責任に。もちろん、気負い過ぎて潰れてしまわないように、時には休息も必要だけれど、最終的にはネットの海に戻っていかなければならない。
「大いなる力は、大いなる責任を伴う」―インターネットという前代未聞の力の責任は、私たちひとりひとりが負っていかなければならないのだ。
コメント / COMMENT
[…] (ネット世界に逃げ場はあるのか/Is there exit from never-ending controversy on Twitter?)何を言っても叩かれて、何も言わなくても叩かれるネット世界に、逃げ場はあるのか?There are always a lot of controversy on Twitter… is there an exit? […]