✓ どうも、きゃんきゃんです。ちろちろとおもちゃ屋さんに行ったときに面白いものを見つけたのでご紹介します
✓ なんだかんだ「おもちゃ屋さん」という空間って、この令和の時代になっても「男はこれ!」「女はこれ!」という性別二元論が強烈に残存してますよね…
お久しぶりです、きゃんきゃんです。ちろちろが実写ゴカムに現を抜かしているので今回は私の記事をお送りします。少しずつではありますが、日本でも「男はこれ、女はこれという決めつけはよくない」という雰囲気がスタンダードになりつつあると思って、はいるけれど、
おもちゃ屋さんという空間は、今でも強烈な男女二元論をふりかざしてくることが多い。
大体の場合、「男の子向けおもちゃ」と「女の子向けおもちゃ」に売り場が分かれていて、
・男の子は恐竜!銃!列車!!
・女の子はお人形!アクセサリー!おままごと!
みたいになってることが多くて、いつまでやってるんだか…という気持ちになるのですが、
最近ちろちろと家電量販店のおもちゃ売り場を歩いていたら、こんなものを見つけました。
…おわかりですか?これ、同じ製品なんです。
・女の子用は「ふわもこhug」、ピンク/ラベンダーの2色展開、「アクセサリー」が作れる
・男の子用は「hug craft machine」、黒一色、「武器/虫」が作れる
と、もはや清々しいまでのステレオタイプっぷりに笑ってしまいました。
ちなみに公式画像がこれ(https://www.axeyamazaki.co.jp/products/)。男の子が腕振り上げてるのがトランプ大統領みたいでツボります。make America great againって言ってそう。
でも、こういうふうにめちゃくちゃ「男!男の子用ですよこれは!!ほら見た目も黒いし!武器も作れるし!電車も作れちゃうよ!!」みたいにしないと、みんなミシン(=お裁縫=”女の子のもの”)を男の子へのプレゼントとして買ってくれないっていうことなんですよね。
実際、ちろちろも、職場の同僚に子どもが生まれた時、ドラえもんのご祝儀袋を使おうとしたら、上司に「お子さん女の子だよね?(ドラえもんは)青いけど大丈夫?」と言われたらしい。
おもちゃとかそういう「他の人に贈る」ことが強く想定されている分野では、どうしても”無難”なもの、つまり、これまでのステレオタイプにそぐうものが選ばれやすいということなんでしょう。
でもそうやって「伝統」とか「慣習」をびみょ~に残すからいつまでもステレオタイプがなくならないわけで…別に男の子でもふわもこhug遊んでもよくない!?男はhugの権利すら与えられないんですかね!?あと男だとどうして「黒」しか選択肢ないんだろう…せめて青との2色展開とか…いや「女の子向け」より売れないからなんだろうな…
ひとまず、皆様がミシンをお知り合いのお子さんに贈ろうとお考えの際は、ぜひ男か女かではなくて、「その子が」どんなものを好きかや、どんな色が好きかを中心に考えてあげていただければ幸いです。この前街中で、ピンクのキティちゃんのリュックを背負って楽しそうに走っていく男の子を見かけたけど、すごく幸せそうでしたよ。
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