(本レシピのポイント(作成者:ちろちろ))
✔ 通常国会で色々波乱を巻き起こしたLGBT法案について、ZOOMで語る会を開きました。
✔ 法案の顛末に後味の悪さを感じていたけれど、結局、「人とつながる」ことでしか問題解決はできないので、もうちょっと頑張ってみようと思います。
1.「LGBT法案をざっくばらんに語る会」を開催しました
今年の通常国会では、(本ブログでも何度か触れてきた)LGBT法案が
・審議されるかも!?という雰囲気になったけど
・自民党内でもめて、差別発言も飛び出して、
・結局、審議されそうでされなかった。
後味の悪すぎる結末にへこんでいたとき、後輩から、「前に進むためにも、法案について客観的に振り返りませんか」とお話があり、7月18日(土)の夜、この問題に関心のある知人を10人ほどお誘いし、「LGBT法案をざっくばらんに語る会」をZOOM開催した。
初対面の人が多い中で自由闊達な議論ができるよう、冒頭に私から法案の概略を説明(※)したのち、特段結論等を求めない形でディスカッションを行った。
(※)下記資料(「10分でわかるLGBT法案」)にて説明。
2.当日の主な議論
当日の主な議論は以下のとおり。
3.会合を終えての感想
会合を終えてしみじみと思ったのは、「自分一人で出来ることには限界がある」ということだ。私は、同性婚を含めたLGBTの権利が保障される社会の実現と願っている。けれども、その願いは、私1人の力ではかなわない。沢山の人と意見交換して、沢山の人のことを考えて、沢山の人と力を合わせなければいけない。それが、社会だ。
LGBT法案があのような形で息絶えたことは悲しいけれど、それでも、沢山の人の思いがあったから、国会提出寸前までこぎつけられた。私たちの手にあるバトンを、他の人と一緒に捧げ持つ勇気さえあれば、「誰もが生きやすい社会」の実現は決して夢ではない。
コロナで他者と接する機会が減っているとはいえ、結局、人間を絶望させてその走りを止めるのも、逆に希望を抱かせ走らせるのも、人間なのだ。LGBT法案を巡るどたばたで消えかかった心のともしびは、熱い議論を通していただいた勇気で再び燃えだした。長い夜が明けるまで、もう少し走ってみたい。
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