カミングアウト@厚労省

レシピ / RECIPE

(本レシピのポイント(作成者:ちろちろ))

✔ 厚労省で意を決してカミングアウト!

✔ …したものの、コロナ下で、安堵感と肩すかし感を同時に味わうこととなった。

8月の人事異動で現在の部署に移ったとき、同性の恋人がいることをカミングアウトした。省内でのLGBT+の可視化が目的だったが、正直、かなり不安だった。周囲の私に対する態度が、がらっと変わるのではないか。陰口を言われたり、敬遠されるのではないか・・・。 

それから2ヶ月。結論から言うと、拍子抜けするくらい何も変わらなかった。というのも、コロナが省内の人間関係を一気に希薄にしたからである。 

コロナ以前の厚労省では、同僚との雑談や飲み会が必須だった。業務が広範にわたり、異動が頻繁で、長時間労働が常態化している状況を、同僚と親しくなって業務をシェアしたり、業務知識を効率的に得たり、愚痴を共有することでなんとか乗り切っていた。

そんなとき、よく出る話題として、「休日に何をするか/したいか」があったが、これには「恋バナにつながりやすい」という欠点があった(例:「京都旅行するんです」「誰と?」「ひとりです」「えーっ!?寂しくない!?早く彼氏作った方がいいよ~!!」)。カミングアウトのとき懸念したのは、そういう話題になったとき、気まずい思いをするのではということだった。 

しかし、コロナは全てを変えた雑談も飲み会もほぼ皆無となり、休日の話題も(基本的にみんな家にこもっているし、仮に出かけるとしても言いにくいので)絶滅した。以前の部署では、だいたいの同僚の家族構成や趣味を知っていたが、いまは、直属の上司ですら、プライベートのことは何も知らない

楽は楽だが、安堵感と肩すかし感を同時に味わっている感じで、もやもやする。そんな停滞感を打破する策を、日々電車に揺られながら考える今日この頃である。

コメント / COMMENT

  1. […] (カミングアウト@厚労省/Still, Silent, Stagnated- That’s My Coming Out)ちろちろの厚労省でのカミングアウトは吉と出たか、凶と出たか。I came out my sexuality to my colleagues, being afraid of what will happen. Then… […]

  2. […] メールが送信されたのを確認してから、席を立って洗面所に向かい、手を洗った。冷たい水が手のひらを滑り落ちるのが心地よい。深呼吸して、胸の動悸を鎮めてから席に戻ると、幾人かの先輩からお祝いメールが届いていた。そのうちの一通をひらいてみると、 「なんだかまわりも楽しくなりそうでいい感じだね!まわりのまじめなおじさまと怖いお姉さま方は寿メールで頭が???になってざわついていました。」 という一行が目に飛び込んできた。よっしゃ、と思った。以前のカミングアウト記事でも述べたが、私は誰かの心を動かしたかった。静かな水面に波紋を起こしたかった。だからこのメッセージはシンプルに嬉しかった。 […]

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