パンセクシャルとバイセクシャル、どう違う？

どうも、ちろちろです。私はパンセクシャル（誰かを好きになるとき、その人の性を気にしないセクシャリティ）ですが、ときどき、「バイセクシャル（男の人も女の人も両方好きになるセクシャリティ）とどう違うのか」ときかれることがあります。

どう説明するか色々考えて、自分なりにわかりやすいなと思ったのは、「お魚料理とお肉料理で有名なお店に行く」例です。バイセクシャルの人が、「お魚とお肉どっちもいいな！」と思ってメニューを眺めるとすると、パンセクシャルの人は、「お肉でもお魚でも、サラダでもデザートでも、おいしいものならなんでもいいな」と思ってメニューを眺めるのです。

以下の記事で触れた通り、セクシュアリティ（性的指向）の世界は大変多様。ひとりひとりそれぞれの答えを持っています。バイセクシャルの人は「男でも女でもどっちでもいいですよ」と、「男」「女」というカテゴリを意識しているのに対して、パンセクシャルの人は「なんでもいいですよ」と、ふわふわしたセクシャリティの世界を漂っている感じです。

「性」と料理の関係性

どうして「性の在り方」を料理レシピにたとえて説明することにしたのかについての記事です。

gendercooking.com

2020.06.09

私は、きゃんきゃんが「男」か「女」かということは特段意識せずに好きになったので、「パンセクシャル」なのです。「つまり…チャラいってこと？」とか言われがちなパンセクシャルですが、ふわふわした世界を漂うのはこれはこれで楽しいと思う今日この頃です。