✓ 実は私、漫画のワンピースが大変苦手だったのですが…
✓ ネトフリ版ワンピースはめちゃくちゃスルッと観れたしファンになったというお話です。自分でもびっくりしています。
漫画「ワンピース」といえば誰もが知る国民的漫画だが、実は私にとってはあまり、というか結構苦手な漫画であった。
まず、主人公ルフィが好きでなかった。逆張りと言ってしまえばそれまでなのだが、ああいう「天真爛漫」なキャラが好きではなくて…「竜馬がゆく」の坂本龍馬もそうなのだが、「周りの人にめちゃくちゃ迷惑がかかってるやないかい!」ってなってしまうのだ。「陽キャが無邪気に自分の正義感を押し付けてくる」的な鬱陶しさが辛かった。
次に、仲間のひとり、サンジがいわゆる「女好き」なキャラとして描かれており、率先して風呂覗きしたりなんだりするのがキツすぎて読んでいられなかった。「カマバッカ王国」をはじめとするいわゆる「オカマ」に対するステレオタイプな視線もそうなのだが、ワンピースの展開はいわゆる「強者側の目線」を無批判に内蔵しているところがあり、性的な言動で嫌な思いをしたり、少数派であることで苦しい経験をした人には、「うっ…」となるシーンが多々あるのである。
そんなわけで、ネトフリ版「ワンピース」をきゃんきゃんに勧められたときは、なんの冗談かと思った。
が、しかし、彼女もまた漫画版ワンピースを苦手としており、その彼女が「滅茶苦茶面白かった!ワンピースの嫌なところを全部取り除いてあるからとにかく見て」と力説するものだから、おそるおそる最初の数話を観てみたのだが…
いや。
うん。
確かに、これなら観れる。…どころか、滅茶苦茶面白いんですが!?ルフィもみんなも可愛いし心から応援できるよ!?どうなってるのこれ!?とアワアワしているうちに、全エピソード観終わっていた。っていうか早く第2シーズンが見たい。
なんでこんなにツルッツル観られてしかも応援できるのかというと、もちろん役者さんたちの熱演や寝られたストーリー展開もあるが、それ以上に3点、大事なポイントがあると思う。
と、いうわけで、ぜひこの記事を読んで少しでも気になった方は、騙されたと思って第1話だけでも観てほしい。きっと漫画とはまた違った「ワンピース」の世界を味わうことができるから。
第2シーズン待ち遠しすぎる。グッズ(原宿で売っていました)買っちゃおうかな…
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