✓ 久しぶりの更新となります!ちろちろです。
✓ 最近、保険の手続きをしたり、新しい言語を習い始めたりと私生活でいろいろ動きがあったのですが、毎回毎回「ご主人は…」ってきかれるのでちょっと疲れてきてしまいました。
私も30代半ば。しばらく同性婚は法制化されなさそう(=社会保障制度の恩恵には預かれなさそう)なので、なんとかきゃんきゃんと末永く、安定して暮らせるように色々考え始めました。
IDECOとかNISAを始めてみたり、
今まで行かなかったところに行ってみたり、
仕事の幅が広がるよう中国語を習い始めたり。
まあでも、そういう新しいことに取り組むと、新しい人間関係が生まれるわけで、そうなると、皆さん私の左薬指に指輪がはまっていることに気づくわけで、こう言われることが多いんですよ。
(IDECOの手続きをしてくれた人)「旦那さんのご収入はどれぐらいか伺っても?」
(行った場所でお話しした方)「ご主人はご一緒じゃないんですか?」
(中国語の先生)「ご主人は何県出身?」
…はい、頭ではわかっています。
「私が結婚しているのは女性なので、夫/主人じゃないです」と言えばいいだけですよね。このブログでもいつも可視化が大事って言ってるわけですし。最近も、国家公務員の人が100人ぐらい集まっている場で、私のパートナーは女性です、とあえて明言してきました。
でも、正直、単純に疲れるんですよね(;;)
相手に悪気はないとわかってる。
別に私が否定しなくてもその場は乗り切れる。
この先、二度と会わないかもしれない。
私が言ったらどんな反応されるかわからない。
「生産性がない」とか返されたら一日凹む。
いろんな思考が頭の中をぐるぐる駆け巡って、胸に鉛の棒を突っ込まれたみたいな気持ちになる。何度カミングアウトを繰り返しても、慣れない。
別に、配偶者に関する話を一切振らないでほしいというわけじゃないのです。仕事上(IDECOの手続きとかでは特に)必要なこともあると思う。
でも、できれば「パートナー」や「配偶者の方」等、性別に中立的な表現を使ってもらいたい。
ただでさえ社会制度からいないもの扱いされてるので、ひとつひとつのダメージは小さくても、塵が積もれば山となるでおっきな打撃を食らってしまうのです。
逆に言えば、そんな小さなことでも、あなたの近くにいるマイノリティのアライ(マイノリティの人を理解し、支援する人)になることができるので、ぜひ、明日から始めてみていただければ!!
…なんて、一蘭をやけ食いしながら思うのでした。オスカランのお酢おいしい。
※ちなみに、中国語だと配偶者のことを「愛人」と性別指定せずに言えるのでありがたいです。謝々。
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