本レシピのポイント(作成者:きゃんきゃん)
✔ ちろちろとLUSHスパに行った!
✔ 高かったけど、まさに楽園でした
以前から、LUSHの化粧品やお風呂用品を愛用している。商品自体のクオリティが高いだけでなく、反差別の企業理念に共鳴するからだ。同性婚実現を目指すNPO「マリフォー」コラボのチャリティ石鹸が出た時は、お店に走った。
そんなわけで、LUSH新宿店でスパが受けられると聞いて、すぐに予約サイトに飛んだ。顔のスキンケアが受けられる「バリデーション フェイシャル」コースを選択。予約がほぼ埋まっていて焦って押さえたため、金額はよく見なかった(これが後々、悲劇につながる)。
そして、迎えた当日。ちろと新宿店に向かう。「余裕をもってお越しください」とあったので、予約時間の15分ぐらい前に着いた。
スタッフさんに「スパを予約してます」と伝え、店内のカウチで待つ。すぐに施術師さんが来て、エレベーターでスパまで案内してくれた。
前払いだったようで、私がトイレに行っている間に、ちろちろがお会計を済ませてくれたのだが、戻るとちろの顔色がなんだか悪い。
どしたの?
ふたりで4万円弱だった(;;)
えっ!(ひとり1万円ぐらいかと)
ご、ごめん(;;)
お財布の中身すっからかん(;;)
これはまずい、ただでさえ、ちろちろは美容分野への関心がゼロなのに(この前なんか「シャワー浴びたらお化粧おちないの?」とか言ってた)、さらに満足のハードルがあがってしまった。予約した責任を感じつつ、出して頂いたレモンお水をゴクリと飲み干す。
「さあ、まずは本日、どんな顔の状態になりたいか教えてください!そのイメージをもとに、使用する洗顔料やスキンケアを選んでいきます!」
そんな私の心情を知ってか知らずか、施術師さん(ちろと私に、おひとりずつ付いてくださった。どちらも物腰柔らかな女性だった)が明るい声でおっしゃった。そばでちろちろが「ひえ~、わからないよ~」と慌てているがいったん無視して、「しっとりした肌になりたい」と伝える。
目のメイク落としをオプションでつけられます(ただしマッサージの時間は減る)と言われたが、ノーメイクだったのでそれは断った。
「それでしたら、唇はこれでマッサージするのがオススメで…顔はこちらでどうでしょうか…」
選んだイメージをもとに、ずらりと並んだLUSHの洗顔料・スキンケア用品をひとつひとつ手に取りながら、施術師さんが助言してくれる。香りや肌触り、原料も丁寧に教えてくれて、選んだものをどんどんパレット(下記画像参照)にのせてくれる。バイキングみたいでテンションがあがる。
ひととおり選び終わり、いよいよ施術室に案内される(以下のLUSH Liverpoolの公式動画をご覧いただくとイメージがつかめます)。仄暗い室内、焚かれるお香、英国の海をイメージしたBGM、…盛り上がってまいりました(☆ー☆)
上を脱いで施術台に横たわる。頭上で施術師さんが何やら準備している音がする。「あっこれホラー映画だったら油断してる間に死ぬやつだ」とか失礼なことを思いつつだらんとしていると、早速唇のマッサージがはじまった…のだが…
めちゃくちゃ気持ちいい!顔は体の中でも、特に神経が集まっているというが、程よい強さで押して下さっているのだろう、ひたすらに心地よい。
リラックスして眠くなる気持ちと施術内容を最後まで見届けたい気持ちで板挟みになっている間に、唇から顔、首筋、肩、腕…とマッサージが進行していく。目に冷たい海藻ジェルをのせてもらったり、おなかに温めた石をのせてもらったり、「心地よさ全部のせ欲張りセット」という感じ。
は~…きもちいい…
これ永遠に続いてくれないかな…
ちろちろも隣の部屋で満喫してるかな…
波の音のBGMいいな…CD売ってるかな…
…
「はい、こちらでコース終了となります」
気づくと施術師さんが優しく微笑みながらこちらを見下ろしていた。
私の肌はつるっつるのうるっうるになっていた。
スパ後のリラックスタイム、ちろとワイワイ施術内容についての感想を話し合った。私が施術中に思っていたことは大体ちろちろも思っていた。「ふうふだな」と思った。
※ちろちろは特にBGMを気に入り、Apple Musicで購入していた。
話していて気が付いたが、予約時「ふうふで行きます」と伝えていたけれど、施術師さん達がそのことについて触れることは一切なかった。全ての会話が施術に必要なものに留まり、プライベートに踏み込むような話は皆無だった。
ちろが前にマッサージを受けた時、結婚の有無や名字を変えたかどうかずけずけ尋ねられた(下記ツイート参照)と聞いて、私もとても嫌な気分になったので、この対応はとてもありがたかった。やっぱりLUSHは信頼できる。
…てなわけで、大満足でした!お値段は張りますが、なかなかリゾート地にお出かけなども難しい今日この頃、非日常なごほうび体験として、ぜひLUSHに足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
コメント / COMMENT