脳の探しもの、見つけます

レシピ / RECIPE

(本レシピのポイント(作成者:ちろちろ))

✔ 不眠症に苦しむ同僚を救った、医師のひとこと:「脳が音を探している

✔  これって結構応用可能では…、という記事です。

不眠症に苦しんでいた同僚と暫くぶりに顔を合わせたら、すっきりした顔になっていた。睡眠薬を処方してもらおうと病院に行ったところ、

医師
医師

最近どんな生活スタイルですか?

同僚
同僚

朝から夕方までテレワークをして・・・仕事終わった後はYouTubeをぼんやり見たりしてます。

医師
医師

そのとき、イヤホンとかつけてます?

同僚
同僚

そうですね、上司と会話しながら作業を進めたり、オンライン会議に出たりするので、なんだかんだ、1日中ヘッドホンつけてますね…

医師
医師

不眠の原因はそれかと。1日中音を聞いているから、脳が音を探してしまっているんでしょう。波の音や水の音など、リラックスできる音を聴きながら眠ってみてください。

との助言をもらい、半信半疑で実行してみたところ、よく眠れるようになったそうだ(ちなみに今は「石鹸をカットする音」(下記リンク参照)を聴きながら寝ているらしい)。「脳が音を探してしまっている」って印象的なフレーズだなあ、と思いつつ、会話を打ち切った。

・・・のだが、じわじわ、「脳が〇〇を探してしまっている」ときに、「リラックスできる〇〇」に触れることで脳を「満足させる」という解決法は、色々なことに応用可能では、と思えてきた。

たとえば、人から言われた悪口が、ずっと心に刺さり続けているとき。
彼女と交わすたわいない会話が、ゆっくりとトゲを抜いてくれる。 

たとえば、後味の悪い映画が脳裏に蘇り続けるとき。
猫が転がったり寝そべったりするのを眺めていると、だんだん薄れる。

たとえば、沢山の人とのやりとりを繰り返して、疲れ切ってしまったとき。
彼女に膝枕してもらいつつだらだらしていると、回復できる。

そういうのを総称して、「息抜き」というのだろう。 ますます速く、多く、激しく―脳に何かを探させてしまう刺激だらけに―なっている現代社会で、「息抜き」を見つけることは、生存に必須なスキルになってきているように思う。

…と、今日も理屈をこねては、最高の「息抜き」、つまり彼女、にくっつく私なのでした。あなたの「息抜き」はなんですか?(^^)

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