映画「ブックスマート」が刺さるワケ。

レシピ / RECIPE

(本レシピのポイント(作成者:きゃんきゃん))

✔ ちろちろが映画「ブックスマート」を褒めていたので、

✔ あの映画が何で私たちマイノリティの心に刺さるか考えてみた。

ブックスマートはながーい夢を見ているような映画だ。それも、すごくいい夢。

特徴的な淡い色彩と照明のなかで、レズビアンの主人公は差別されることも、特別扱いされることもない。

普通に、ただそこにいる

間違ったことを言えば、指摘してくれる人がいる。

一緒にパンケーキを食べにいってくれる人もいる。

下手なカラオケも、誰も笑わない。

オシャレじゃなくても、ドレスを着てる。

学校でイケてるグループじゃなくても、嘲笑されたりせず、パーティにウェルカムしてもらえる。

たぶん、この映画は、マイノリティにしか響かないかも

普通に生きて、普通に結婚して、普通の人生歩んだ人には、この映画のありがたみはわからないだろう。

ただ、その場にいて。嘲笑も不安も悪口も絶望もなく、そのままの自分を受け止めてもらえる。

マイノリティにとってそれは一番の夢だ。かなわないのを知っていて見続ける夢。

この映画はその夢を見せてくれる。どこかにこんな世界があるかもって思わせてくれる。

だから私も、ちろも、この映画が好きなんだと思う。

コメント / COMMENT

  1. […] ㉛(映画「ブックスマート」が刺さるワケ。/The film Booksmart invites you to dream)映画「ブックスマート」はマイノリティに、やわらかく美しい夢を見せてくれる。The reason why we can totally enjoy the movie Booksmart. […]

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