アンチ同性婚はサブウェイがお嫌い

前回の記事を読んで、「日本の同性婚反対派は、サブウェイが嫌いだろうな」と思いました。世界有数のサンドイッチチェーン店ですが、日本では苦戦が続いており、この4年で200店近くが閉店しています（希少な「野菜多めファストフード店」なのに…）。

母親に、「なんでサブウェイこんなに人気ないのかなあ？日本人はやっぱりサンドイッチよりおにぎりが好きなの？」と訊いたところ、

母

日本人はカスタムしたり、自由な選択をすることに慣れていない。だから、サンドイッチのパンが選べる、野菜が選べる、ドレッシングも選べるっていきなりカウンターで言われても答えられない。コンビニのサンドイッチ買う方が楽なんだよ。

とのこと。確かに、知人も「サブウェイやスタバの頼み方がわからない。選んで下さいって言われても’おすすめでお願いします’って言っちゃう…」と言っていました。

この感覚、「自由」を嫌う日本の同性婚反対派に近いものがあるなと。彼らは（根拠が否定されているか、確証がなくても）同性婚を認めたら「少子化が進むおそれ」「国の形が変わるおそれ」「近親相姦やペドフィリア、動物との結婚も認める事になるおそれ」と「おそれ」を並べ立てます。それは、「選択肢が増える」ことそのものに戸惑い、恐ろしく思っているからだと思うのです。

選択する勇気を培うために、こういう人にはぜひサブウェイやスターバックスに行ってもらいたいです。自分で選んだ味は、きっといつもより美味しく感じるから。

※サムネ画像は公式採用サイトからお借りしました。