✓ きゃんきゃんと映画『デッドプール&ウルヴァリン』みてきました!デッドプールシリーズ大好きなのですが、今回も最高にはっちゃけてて毒がきいててよかった…ぜひみていただきたいのでネタバレなしの感想です。
✓ 一方で字幕が「…?」となるところが多くて、他の言語、特にジョークとか皮肉とか風刺を(簡潔に)翻訳することの難しさを改めて感じた次第です。
きゃんきゃんと映画『デッドプール&ウルヴァリン』をみてまいりました!!
※8/12時点追記:大好きすぎてその後4回見たので、赤字部分追記しました
ディズニーに移ってどうなるのかなとドキドキしていましたが、そういう「お家騒動」やマルチバースのゴタゴタを逆に主題へ据えることで今回も毒舌・皮肉・風刺の嵐!!頭脳をフル回転させないと話についていけないほどの圧倒的な話芸はまさにデッドプールシリーズの真骨頂。冒頭のキレキレダンスも含め相変わらずあざとかわいいデップーさん、天使すぎますわ…。
ウルヴァリンとのケンカップルっぷりもかわいくて、キュンキュンしちゃいましたよ(パンフレット、同人誌以外でハートホロ使ってるの初めて見たwww)。デッドプールさんは公式設定でパンセクシャル(性別を気にせず人を好きになる人)なので、同じパンセクシャルとして嬉しい台詞や描写が沢山あったし。レズビアンカップルも元気しててよかった(ディズニーでは下手すると殺されちゃいますから、はい…)。まあでも、ここまでいちゃつくなら結婚してほしかったという思いは、正直ある。そこは「ゲイと言うな」法案に目をつぶったディズニーの限界でしょうか。
心に傷を負ったデッドプールとウルヴァリンがお互いにお互いにとっての救世主となる展開は控えめに言って最高であり、終盤のマドンナ(like a prayer)のシーンは泣きそうになりました(1でも2でも思ったのですが、デッドプールの映画って選曲よすぎませんか?)。デップーさんぜんぜん「無責任ヒーロー」じゃないんだよなあ…。むしろ責任感ありすぎてかわいそうなんやで。
20世紀フォックスやらマーベルやらディズニーやらの権利を巡るゴタゴタや興行的失敗で存在を消されてしまったヒーローや作品の救済にもなっているのもアツい。エンドロールで20世紀フォックスのロゴが出た時ジーンってなりました。学生時代に「X-MEN」みて、でも続編がどんどん出て訳わかんなくなって離脱しちゃった私でもこれだけ感慨深いんだから、ずっと追いかけてた人は感無量だろうな。
あと、途中であるキャラが女性の妊娠後の体型について言及するのですが、デップーさんがすぐに「そういうのよくないよ」と指摘していたの、(当たり前のことなんだけど)すごくよかった。勘違いされがちなんですけど、デップーさんは「ポリコレとかくそくらえ」みたいな露悪的なキャラではないんですよね。超えるべきじゃないラインはちゃんと引いたうえで最大限のブラックジョークを繰り出すところにデップーさんの良さがあるし、だから安心して見られるのです(「デッドプール2」でもペドフィリアをきちんとやっつけてたし)。
あまりによかったので、初回観た後即、別の映画館でおかわりしたぐらいです!ぜひ大きなスクリーンでご覧頂きたいのでネタバレはなし、ですが…。一点だけ気にかかったことが。それは、
ということです。いや、しょうがない面はあると思うんですよ。デップーさんとにかくしゃべるし、時事ネタや風刺、メタなギャグが含まれるから(例えば、ウルヴァリンのことを役者の名前(ヒュー)で呼んだりする)1行か2行で表現しなきゃいけない字幕との相性は最悪です。
ただ、ですね。
などなど、元の言葉が含んでいたニュアンスを伝えきれていない場面が結構ありまして。ちょっと勿体ないなと思ったのでした…。『ハリー・ポッター』も字幕問題で燃えてたイメージがありますし、情報量が多い映画と(簡潔に伝える必要がある)字幕との相性はどうしても悪いのかもしれませんね。
喋りすぎちゃってごめんね♡
…しかし、戦闘シーンめちゃめちゃえっちでしたね(^^)
特にカーセッ〇ス
コメント / COMMENT