アンチフェミニストはMARVEL市民?

レシピ / RECIPE

(本レシピのポイント(作成者:ちろちろ))

✔ なぜアンチフェミニストはフェミニストの行動を待ち望むような言動をするのか

✔ ヒーローを攻撃しつつ、その活躍を望むMARVEL市民に近いものがあるのではないか

ここ最近、不思議に思っていたことがある。
フェミニスト叩きに精を出す人(以下「アンチフェミニスト」と呼ぶ)のことだ。この人たちは、

フェミさん死なないかな~w
消えてほしいw

などと、Twitterで日々呟いているが、
それ自体は、(誹謗中傷は許せないが)「嫌いだから悪口を言う」行為として理解できる。

謎だったのは、何か問題(セクハラなど)があったときに、

フェミさ~ん、出番ですよ~
だんまりですか~?

と、フェミニストの行動を待ち望むような言動を取るアンチフェミニストが多いことだ。


憎んでいる相手の活躍を促すというのは、どういう心情なのか?
皮肉…だけではない気がする。
こういう言動、どこかで見たことがあるような…?

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もやもやしていたある日、ふと、既視感の正体に気づいた。
「MARVEL映画の市民」の言動とそっくりなのだ

MARVEL市民は、とにかくヒーローに冷たい。
スパイダーマンは犯罪者扱いされるし、アベンジャーズは迷惑な自警団扱いされる。


しかし、ひとたびヴィランが街中で暴れ出せば、
「スパイダーマン!助けてくれ!」

「アベンジャーズはどこ行ったんだ!?」
とヒーローの行動を待ち望む

自分にはない力を持つ彼らを恐れ、憎んでいるが、その力が有効だと信じてもいる

アンチフェミニストも同じなのだと思う。
自分にはない「声を上げる勇気」を持つフェミニストを恐れ、憎んでいるが、その勇気が日本社会にはびこるジェンダーの茨を焼き払い、自分を救うことを、どこかで期待してもいる。

そう考えると、MARVEL映画が、市民とヒーローが互いを傷つけ合う絶望を乗り越え、最終的に「市民がヒーローと協力して不正と闘う」結末を迎えるように、いつかアンチフェミニストがフェミニストと共に不正義と闘う日が来るのかもしれない。そう夢見てやまない。

コメント / COMMENT

  1. […] ㉜(アンチフェミニストはMARVEL市民?/Anti-feminists live in Marvel-universe?)なぜアンチフェミニストは、嫌いなはずのフェミニストの行動を待ち望むような言動をとるのか?Maybe anti-feminists live in Marvel-universe, based on their remarks. […]

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