きゃんきゃんってこんな人（前編）

いいともー！！

道端で泣き喚いてお母さん困らせてたら、通りすがりのダンディーなおじさんが「よしよし泣かないでここで待っててね」て言って風船と熊のぬいぐるみを買ってきてくれた事かな。もうその人はこの世にいないだろうけど、その人の娘や孫に、こんな素敵な人だったよって話してあげたい。

給食の時間以外学校大嫌いだった…アメリカの学校では「ダサいアジア人枠」、日本の学校では「残念ハーフ枠」だったから(笑) 子供って結構残酷な生き物だから、成人してから学校行くシステムになってほしい(笑)

私みたいな派手髪厚化粧タトゥーまみれ女でも働けるから他の職場に比べたら良いんだろうけど、私は働く事が大嫌いなので地獄！職場はどこも地獄！動物が大好きだから動物園の飼育員とかやりたいけど、多分それも「仕事させられてる」て思ったらノイローゼになって動物をみんな逃して仕事辞めると思う。

よく訊かれるんだけど覚えてない…あ！でも、小学生の頃かわいいと思った男の子と手繋いで下校した事があって、お母さんが「きゃんきゃんに初めての彼氏ができた！」て喜んでおばあちゃんに電話してた時は違和感を感じたかな。私は彼氏とかそんなふうに思ってなかったから。ただ、猫とか犬とかハムスターみたいに可愛かったから手繋ぎたかっただけなのに…

日本で「ハーフ」として生きる事が私にとって一番大変だったから、自分の性的指向についてあまり深く考えた事ないかも。目に見えないから言わなきゃわからないし。

常にジャッジされててイライラする事が多いかな。特に日本だと、日本人の理想の「綺麗なハーフ像」みたいなのがあるからそれ当てはまらないと下に見られてるから。