ボードゲームに見るジェンダー

レシピ / RECIPE

(本レシピのポイント(作成者:ちろちろ))

✔ ボードゲームが大好きなのだが、けっこうジェンダー的ステレオタイプに満ちたものも多いのがつらいところ

✔ 脱ステレオタイプな作品がもっと増えてほしいと願っております

彼女も私も、ボードゲームやTRPGが好きだ。
・丁寧な説明がありがたい「ゲームバーグリュック」さんに通ったり、
・自分たちでもボードゲームをいくつも買って、
日常的にプレイしている。 

ボードゲーム旅館「みたけ」に泊まった時は大歓喜であった


その日も、彼女と、「レディファースト」というゲームをやろうとしていた。 

ちろ
ちろ

開けるよー!!(*^^*)

きゃん
きゃん

うん・・・(T T)

?説明書読むよ。えーと・・・
男女で’プレイしてください・・・
え・・・どうしよう(@@;)

きゃん
きゃん

うん。そうなんだよね。
実はYouTubeで説明動画見たんだけど、「男2人で絶対やらないでくださいwww」って爆笑してたよ(T T)

・・・じゃあ女2人もだめなのかな(@@;)

きゃん
きゃん

…さあ(T T)

・・・と、一気に盛り下がってしまい、(ゲーム自体は面白かったのだが)「レディファースト」はあえなく【押し入れの奥に終身収監】ゲームとなってしまった

ゲーム自体は面白かったのだけど…

 こういう経験(まさにマイクロアグレッションですな)は、これが初めてではない。

「人生ゲーム」は【男女カップル・子ども出産】大前提ゲームであるし、

たった今考えたプロポーズを君に捧ぐよ」は「男から女へのプロポーズ」が大前提にあるゲームだし、

あと、男を表すカードやコマは青で、女のは赤だったりとか・・・そういう細かいところまでいくと、枚挙に暇がない。

まあ、当たり前である。ボードゲームは「わかりやすさ」が重要だから、ステレオタイプが反映されやすいのだ。トイレのマークが、「青いズボンの男」と「赤いスカートの女」なのと同じ理由だ。そういう「わかりやすさ」を捨ててなお「わかる」ゲームを作ることは、とても難しい。

 ・・・しかし、最近、すごい例外をいくつか見つけた。

 第一に、「トピアリー」である
赤、青、黄、緑のコマがあるのだが、
・赤/青/黄のコマはどれもジェンダーニュートラル(たとえば赤の人物はズボンをはいていて、青の人物はスカートをはいている一方で、赤の人物は髪が長くて、青の人物は髪が短い)
・緑のコマは車いすの人物
・どれも形が違っており、色の見え方が人と違う人でも問題なし
の「いたれりつくせり」っぷり。しかも面白い! 

第二に、「デジャヴ」
「既視感」を逆手に取ったゲームで、スコップとハンマーとか、クローバー型の飴とクローバー型の鍵とか、紛らわしいイメージを見分ける必要がある。つまり、色や形などの「わかりやすい」印象が、逆に足かせになるのだ。 

このように、「わかりやすい」ステレオタイプを

  • 使わずに、誰にでも優しいデザインを追求したり
  • 逆手にとってゲーム性を高めたり

しているゲームが出てきているのは、シンプルに嬉しい。

 私たちがおばあちゃんになった頃には、こういうゲームだらけになっているといいなと思いながら、「KLASK」でアツくなる今日この頃である。

むちゃくちゃおもしろいよKLASK…

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